12月10日月曜日。

ご近所のMさんから、オムツをいただきました。

Mさんは、まさこが仲良くしていた御方です。

 

まさこから、Mさんの名前を聞いたことはありますが

私はお会いしたことも話したこともありませんでした。

 

先月末。

Mさんのお母様が亡くなりました。

隣組の方からお知らせを受けましたが、

まさこは入院中、私は毎日病院に行っていたので

お通夜、告別式のお手伝いも参列もできずにいました。

 

 

告別式の翌日。

Mさんの家に挨拶に行きました。

まず、隣組のお手伝いが出来なかったことをお詫びすると

「俺も母を介護していた。事情はわかるから大丈夫。」と。

 

Mさんは、30年間ご両親を介護していたそうで、

初めて聞く話に驚かずにはいられませんでした。

 

そして、まさこの退院翌日。

Mさん宅に香典を持っていき、まさこの退院を報告しました。

 

3日後。

Mさんがまさこに会いに来てくれました。

まさこはMさんの顔を覚えていて、何やら話してくれましたが

私もMさんも全く聞き取れず・・・

 

Mさんはまさこの涙目をそっと拭き取ってくださいます。

 

介護の経験がある方は、そういうことが自然にできるのですね。

 

病院に面会に来る男性は、無言のまま立ち尽くし

何もできない人が多かったので、この光景には感動しました。

 

Mさんは室内のオムツを見るなり

「使ってないオムツを持ってくるよ。」と。

 

ありがたくいただくことにしました。

 

そして今日。

Mさんから大量のオムツをいただきました。

 

Mさんが「捨てるのも大変だから」と言っていた理由が

わかりました。

 

在宅介護が始まってから、

いろいろな方に助けていただいています。

みなさんの応援も、介護の励みになっています。