家の2軒隣に、まさこの畑があります。

もともとはその土地に住んでいて、建物を壊した後、

まさこは少しずつ野菜を作り始めました。

畑と言うよりも、家庭菜園と言うほうが合っているのでしょうね。

 

去年の夏にまさこが入院してから、そこは手つかずのまま。

 

手つかずのまま1年過ぎましたが、いつの間にかじゃがいもが育っていました。

教えてくれたのはご近所のHさん。

大きな畑を持っている方で、まさこの大親友です。

じゃがいもを収穫。昨年手つかずにしていたじゃがいもから実りました。

 

Hさんは、まさこを見舞うたびに畑の様子を伝えてくださいました。

入院当初、まさこは「またいろいろ野菜を作りたい」と言っていたので

Hさんの話に、とても励まされていたようです。

 

そして。

じゃがいもを収穫してから1か月。

雑草は勢いを増し、気づいたらこんな状態になっていました。

 

ご近所のAさんは、「枯れるまでそのままにしておいていいよ」と。

Aさんは、先日、剪定をしてくださった方で、

私が生まれて初めて庭の草むしりをしたことを知っています。

この状態を見て、「そのままに」とアドバイスするのは当然かもしれません。

剪定のやり方と、なぜ剪定が必要なのかを教わりました。


 

が。

まさこの退院が延期になった今。

少しずつきれいにしてみよう。そう思い立ちました。

 

作業するのは夕方の30分だけ。

集中して、飽きずにできる時間として30分。

毎日少しずつやってみることにしました。

 

3日目。

作業していると、ご近所のHさんが通りかかりました。

そして「ニラが育っているよ!」と。

お花かな?と思って抜かずにいたものはニラでした。

 

4日目。

ニラの周りをきれいにしてみました。

あれだけの雑草の中で、こんなに立派に育っていたなんて。

今年の夏はほとんど雨が降らず、猛暑続きの毎日だったのに。

ニラは収穫した後も、またすぐ伸びてくるそうです。

生命力の強さに感動しつつ、収穫。

おいしくいただきました。