9月6日金曜日。

まさこは、夕方から何度も痰がからみます。

吸引しては、また吸引。

熱を測ってみると、38℃になっていました。

火曜日に熱を出して以降、抗生剤の点滴をしているのに・・・

往診日当日に発熱。しばらく自宅で様子見することになりました。

 

まさこにアイスノンとおでこにひんやりシートを使って

吸引を繰り返しているうちに、18時になりました。

そして、18時20分過ぎに診療所へ電話しました。

 

いつもの看護師さんが電話に出ました。

夕方以降の状況を伝えたところ、

「私はまだ診療所にいます。今から向かいます。」と。

 

指示どおり坐薬を使い、看護師さんを待ちます。

まさこは、熱があるわりには受け答えできています。

 

40分後、看護師さんが到着しました。

坐薬を使ったのは40分前。

熱は38℃のままでした。

血圧や脈拍、血中の酸素濃度、肺の音には異状がなく、ホッと一安心。

 

看護師さんの問いかけに、まさこはきちんと受け答えしています。

痰がからむ様子もありません。

 

脇の下と足の付け根を冷やして、様子見することにしました。

 

「熱が上がったり心配なことがあったら電話ください。」

「電話は夜中でも大丈夫ですよ。」

 

そう言われ、どれだけ救われたか。

 

今までも2度、時間外に診療所へ連絡しています。

看護師さんは、いつも、優しくて心強い言葉をかけてくれます。

まさこが助けてもらっているだけでなく、

そばにいる私も、看護師さんに支えてもらっているのですね。