10月26日金曜日。

まさこは婦人科の診察を受けました。

これは、訪問看護師さんの提案により実現しました。

 

まさこのおむつ汚れが気になるので、入院期間中に

可能であれば診察を受けてほしい、という提案です。

 

前日に診察の話を聞き、問診票を書きました。

「これも呼んでおいてください」と言われた用紙は

問診票と一緒にバインダーにはさんでありました。

 

 

ぱっと見たところ、診察の事前準備などが書いてあり

黄色い蛍光ペンでいくつかラインが引いてありました。

 

「この用紙は私に向けて書いたものじゃなさそう」と

思いましたが、もう一度きちんと読もうとしていたところ

「これは看護師向けの用紙です、ご家族に渡すことはできません」

と、問診票と一緒に回収されてしまいました。

 

そして、診察当日。

まさこがベッドからストレッチャーに移され、

寝た状態のまま婦人科へ移動しました。

 

婦人科へ到着し、まず、まさこを診察台に

移すことになりました。

 

そこで、婦人科の看護師さんからご指摘が。

・診察台に移るために、体の下にバスタオルを敷いておく

・診察でおむつが汚れるので、代えのおむつを用意しておく

この大事な2点がすっかり抜けていると。

 

昨日私が見た用紙には、おむつに関する注意事項として

蛍光ペンでラインが引いてありました。

 

バスタオルに関しても、用紙に書いてあったのでしょう。

 

まさこを婦人科に連れてきてくれた看護師さんは

何も聞いていなかったようでした。

 

そして、婦人科の看護師さんはまさこを見て

「診察台に移して診察できるか?」と

疑問に思ったようでした。

 

まさこは膝を曲げたまま、足が内側に閉じているので

診察台に乗っても、うまく足を開けないかも・・・

 

まさこが入院している病棟の看護師さんは

診察可能と判断し、婦人科へ連絡していたようです。

 

この点についても、まさこを婦人科に連れてきてくれた

看護師さんは聞いていないようでした。

 

結局、4人がかりでまさこを診察台に移し

3人がまさこの足をおさえている間に診察を受ける、

ということになりました。

 

診察してくださった先生も、この状況を見かねたのか

まさこを連れてきてくれた看護師さんにご指摘を・・・

 

いろいろ指摘を受ける看護師さんは気の毒ですが、

病棟や診察科が違うとそういう状況になってしまうのでしょうか。

 

せっかく、注意事項を書いた用紙が渡されているのに。

全くと言っていいほど生かされなかったのは

たまたま今回だけだった、と思いたいです。