障子紙を貼りかえました。

数年前、まさこと一緒に貼りかえたときは

桟にハケでのりをつけて貼る、昔ながらの方法でした。

 

今回、初めてプラスチック障子紙に貼りかえました。

どの位時間がかかったか、簡単に貼りかえできたか

ご紹介します。

 

 

まさこは、自分で障子紙の貼りかえをしなくなった後も

貼りかえに使った道具は捨てられずにいます。

 

まさこが寝ている部屋の障子はこちら。

ところどころ破れ、全体的に黄ばんでいます。

 

貼りかえするなら、丈夫で長持ちするものにしようと思い

プラスチック障子紙を選びました。

一枚貼りなので、簡単に貼りかえできそうなイメージです。

 

部屋の障子は幅が86cm、高さが99cmで

ぴったりサイズのプラスチック障子紙はありませんでした。

こちらの障子紙をカットして使うことにしました。

 

まず、古い障子紙をはがします。

 

横の桟は、古い障子紙が2枚重なっているため

のりをはがすのに手間がかかりました。

 

実は、それ以上に時間がかかったのは桟の仕上げ拭き。

障子は長年使っているので、桟が全体的に汚れていました。

のりをはがした後、桟をきれいに拭くのは

かなり根気がいる作業でした。

 

古い障子紙ののりをはがすのは30分~40分くらい、

桟の仕上げ拭きは30分~1時間ほどかかりました。

 

1枚目の古い障子紙をはがした後がこちらです。

 

障子紙をカットします。

 

プラスチック障子紙を幅86cm、高さ99cmにカットします。

障子紙は巻きグセがついています。

畳の上に広げてカットする、ただそれだけなのに

1枚カットするのに20分~30分ほどかかりました。

 

障子紙を貼ります。

 

貼り方は、障子紙や専用の両面テープのパッケージに

書いてあります。

 

手順をざっとご紹介すると、こんな感じです。

①桟の上に障子紙を置き、位置決めしたらテープで仮止め。

②桟に専用の両面テープを貼る。

③障子紙を転がしながら広げる。

④貼り終えた障子紙を桟にしっかりつける。

 

とても簡単そうに見えますが、

1枚貼るだけで、私は20分~30分かかりました。

 

ゆがみや曲がりがあったら、貼りなおし。

テープについた障子紙をはがすのは神経を使いました。

 

両面テープは専用のものを使います。

専用のものを使わないと、うまく貼れないと思いますし

貼りなおしもできないかと。

 

4枚すべて貼りかえた状態がこちら。

カットした障子紙は一部曲がっていて、

若干のゆがみもあります。

 

貼りかえは100点満点の出来ではなかったけれど、

それでも、障子が一面真っ白になるのは気持ちがいいものです。

 

貼りかえ作業は、1日あたり1時間~3時間ほどで

完成まで1週間かかりました。

 

経験がある方や器用な方なら、スムーズにできるかもしれません。

自分は不器用だ、雑だ、という自覚がある方には

プラスチック障子紙はおススメしません。