春の楽しみといえば、たけのこがありますね。
私が住む地域は田舎町で、山に囲まれた場所なので
たけのこはご近所からいただくことが多いです。
母まさこを介護するため実家に戻ってきましたが、
この数年間、たけのこは一度も買ったことがありません。
先日いただいたたけのこがこちら。
下茹でしたからすぐ食べられるよ、とくださったのは
近所に住む同級生Kちゃんのお父さんです。
Kちゃんパパは奥さまを在宅介護しながら
家庭菜園でたくさんの野菜を作っています。
母まさこも野菜作りをしていましたから
共通の話題も多かったようで、仲良くしていた方です。
たけのこは明日の朝、ご飯にするねと仏壇に向かって話すと
まさこが夢に出てきました。
だしの素を使って味付けする、と話す私に
「え?だしの素使うなんて…」とダメ出しするまさこ。
この夢の話をKちゃんパパに伝えると
「オレもだしの素は使わないな~」と言われてしまいました。
たけのこご飯といえば、忘れられない思い出があります。
母まさこが60代の頃、5月に帯状疱疹になりました。
胸の下に赤みが現れ、眠れないほど痛かったのに
帯状疱疹と気づかなかったまさこ。
その理由を聞いたところ、
胸の下の赤みはあせもだと思ったと。
毎年、暑い時期は胸の下にあせもができるので
今年はちょっと早いかな?と気にしなかったようです。
そして痛みについては
「たけのこご飯を食べ過ぎて胃が痛い」と思っていたと。
まさこは痛みでウンウン唸りながら
一晩中、食べ過ぎを後悔したという話を聞き
不謹慎にも大爆笑してしまいました。
結局、痛みで一睡もできず
そこで初めて食べ過ぎが原因ではない、と気づいたようです。
確かにたけのこご飯はおいしいけれど、
胃が痛くなるほどは食べないですよね。
当時のまさこは60代で、
食事の量は減っていくお年頃だと思うのですが
食べ過ぎを自覚するくらい元気だったのでしょう。
帯状疱疹は、加齢や疲労、ストレスなどで
免疫力が低下すると発症するそうです。
まさこには思い当たる節があったようで
その原因は娘である私だ、と断言していました。
その話も笑えるエピソードなので
あらためてご紹介したいと思います。
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