12月22日土曜日。

3連休の間、リハビリの先生はお休みです。

そのため、連休中はまさこと私と2人で

嚥下(エンゲ)・口腔と手足のリハビリをします。

 

まさこは目を閉じていますが、声をかけると

きちんと受け答えしてくれます。

 

こんな日は、まさこが協力的になることが多く

リハビリも楽しくなります。

 

足のリハビリは、まず左足から。

左足は、以前から伸びが良かったものの、

右膝を開く動きをすると、その動きにつられてしまう

傾向がありました。

 

が。

今回の入院で、左足は右足の動きにつられることなく

膝を立てた状態をキープできるようになりました。

リハビリは地味です。が、続けるほどに効果を感じます。

 

リハビリは以前の入院時と同じ先生です。

まさこの体の状態をとてもよく把握してくださっていて

足の動きが良くなっていると褒めてくださいました。

 

左足を伸ばした後、私はベッドの右側に立って

まさこの右膝に左手を添えます。

 

「足の力を抜いて。楽にして。」と言うと

右膝の力がフッと抜け、右膝が外側に開きます。

 

!!!!!

 

この感覚は初めてです。

私は左手を添えているだけなのに、まさこの右膝が開く。

左足は膝を立てたままキープしています。

 

右膝から手を離してみると、右膝もキープしている・・・

 

両膝の間は、こぶし1つ分もありませんが

膝がつかずに空間ができているのは確か。

 

試しに「膝を閉じてみて。」と言うと

まさこは両膝を閉じてみせます。

 

「膝を開いてみて。」と言うと、

膝を開き、両膝の間には空間ができました。

 

まさこはさらに1回ずつ、同じことができました。

 

この姿を先生にお見せして、一緒に感動したかった・・・

 

そう思いましたが。

まずは、連休中リハビリを続けて

連休明けに先生にお見せすることを目標に頑張ります。