まさこは、口から食べ物を食べていませんが
口腔ケアは欠かせません。
その理由は、「誤嚥性肺炎」を防ぐためです。
まさこは、食べ物を噛まなくなることで唾液の量が減り
唾液がもたらす「口内を清潔に保つ」機能が低下しています。
また、飲み込む力が弱くなっているので
唾液が気管に入ってしまうことがあります。
唾液が菌とともに肺に入ると、誤嚥性肺炎を引き起こします。
まさこは、入院中に何度も誤嚥性肺炎を繰り返しました。
誤嚥性肺炎にならないように、自宅では一日に何度も口腔ケアをしています。
口腔ケアで使っているのがこちらです。
本体、詰替え用ともに100枚入り。
病院でも同じものを使っていました。
まさこが入院中、嚥下(エンゲ)・口腔リハビリの先生が
本体への詰替え作業をしていました。
詰替え用の袋を開け、そのまま本体のボトルへ・・・
そして、中心部分から1枚目をつまみ出そうとしています。
、
先生は正しいやり方を知らなかったようです。
詰替え用の袋には、こんなことが書いてあります。
こちらが下になるように中身を入れてください。
(写真の赤枠の部分です。)
詰替え用の袋を開けたら、袋をさかさまにして
中身だけを本体のボトルに入れます。
すると、中心部分に1枚目が出ています。
(写真の赤矢印が指しているところです。)
すでに1枚目が出ているので、引っ張り出せばOK。
正しい詰替え方法は、袋の側面に書いてあります。
ちなみに。
嚥下(エンゲ)・口腔リハビリの先生は
「5年間気づかなかった」そうで。
5年間、袋に書いてあることが
全く目に入らなかったのでしょうか・・・