3月21日木曜日。

退院してから1週間が過ぎました。

 

入院中、まさこは起きていても

ほとんど話をしてくれませんでした。

 

退院2日前に病室に来てくれた看護師さんは

「在宅介護が始まった頃の(元気がない)感じに

戻ったかも」と心配していました。

 

が。

まさこは退院当日の朝から少しずつ話し始め

翌日は、朝からおしゃべり全開でした。

 

 

退院6日後の往診で、

まさこは主治医の顔を見て笑顔になります。

 

退院当日の往診時、まさこはぼんやりしていたので

その変貌ぶりに主治医も驚いていました。

 

3月20日(水)には5週間ぶりの訪問入浴を終え、

自宅での生活ペースに戻ってきたと一安心。

 

まさこの状態が落ち着いているので、

21日(木)の訪問看護師さんはお休み。

午後にヘルパーさんが来るまでのんびり過ごそう。

と思っていました。

 

が。

6時20分頃、まさこの咳払いで目が覚め痰を吸引。

 

吸引が終わって、さあ二度寝しよう。

まずその前に、と尿の量をチェックしてみると・・・

 

袋にたまっている尿がいつもより300CCほど少ない。

毎朝、管にダーッと出てくる尿が全然出てこない。

 

尿の管を圧迫してみたり

まさこの体位を右に左に変えたりしても変化なし。

 

オムツをチェックしてみると、

漏れていたのはごくわずかな量。

オムツには血液もついています。

 

尿の管が詰まったかも?と思い

7時前に診療所へ電話しました。

 

約40分後。

訪問看護師さんが来てくれました。

祝日の朝早くに対応してもらえるなんて心から感謝です。

 

来てくれたのは、この時に管の交換をしてくれた看護師さんでした。

血圧が急低下。緊急入院しました。

 

管を抜いてみると、管の先端は詰まっていて

汚れがべっとりとついていました。

 

管を交換すると、たまっていた尿がどんどん出てきます。

 

初めのうち、尿はドロドロしていて

管を通過する速度はかなりゆっくりでした。

 

しばらくして、尿はいつもの状態に戻りました。

 

「管を交換した後は、血尿が出るかもしれません」

「何かあったらすぐに連絡くださいね」

 

看護師さんの処置が終わったのは8時10分頃。

 

祝日ならまだ寝ている時間かもしれません。

昨日までは、私もそのつもりでしたが・・・

介護をしているとそういかないこともありますね。