3月18日月曜日。
まさこは3月14日(木)に退院しました。
翌日から訪問看護を受け、2度目の訪問看護となる18日(月)に
看護師さんから「訪問看護計画書」を受け取りました。
まさこは、在宅介護がスタートしてから何度か入退院を繰り返していて
退院するたびに、「訪問看護計画書」を作成してもらっています。
「訪問看護計画書」は、入院中の症状を踏まえた内容となっていて
退院するたびに、その内容が変更されています、
ここでは、今回の計画書にどんなことが書いてあったかご紹介します。
訪問看護計画書とは?
まず、看護・リハビリの目標が記載されています。
その目標を達成するために、どんなサービスをするのか
具体的な内容が記載されています。
訪問看護計画書は、主治医の指示や
ケアマネージャーが作成したケアプランをもとに作成されます。
訪問看護計画書は、利用者・家族に内容を説明し同意を得る必要があります。
どんなことが書いてあるの?
まさこは、1月に緊急入院したときから
「感染しやすい状態」だと指摘を受けています。
訪問看護計画書には、こんなことが書いてありました。
看護・リハビリテーションの目標
体調が安定され、住み慣れた自宅での生活が送れるように支援いたします
問題点・解決策
#1 易感染状態のために感染を繰り返す恐れがあります
①全身状態の観察、バイタルサインの確認
②病状に心配がある場合には早期に主治医へ報告、相談します
③CVや膀胱留置カテーテルからの感染を起こさないよう清潔に保ちます
④細菌感染に注意し、必要に応じて抗生剤の点滴を投与します
#2 貧血症状に注意して、生活を送っていきましょう
①MDS(骨髄異形成症候群)やDIC(潘種性血管内凝固症候群)の疑いがあります。
貧血による倦怠感や息苦しさ、動悸等の症状がないか確認します
②血小板の低下に伴い出血しやすい身体になっています。
皮膚トラブルや尿症状を観察していきます
③輸血が必要と判断した場合は速やかに医療機関との連携を行います
④ご家族の方が心配でわからないことがあればいつでも相談を受けます
#3 身体の状態を考慮しながら生活の質向上に取り組みましょう
①体調を確認しながら起居動作訓練の介助を検討します
②四肢拘縮予防や関節可動域が広がるよう、軽いリハビリを行います
③ご本人が気持ちよく感じるケアを提供します(洗髪や足浴等)
④その他、ご希望に沿ったケアを一緒に支援していきます