はじめに
これは「過去の日記」です。こんなことを書いていました。
2017年11月6日「名前がわからない」
病室の外から覗きこむと、
１人でいるまさこが手を動かしていました。
私たちが病室に入ったときは目を閉じていたまさこ。
すぐに目を開けてくれました。
私たちのことはわかっていないような感じにも
見えます。
冷蔵庫にあったシソの実やシソの葉の塩漬けについて
食べられるかたずねると、うなずくまさこ。
あれこれ話しかける私たちに
まさこは「うるさいよ」と。
足指の間を刺激すると足をバタバタさせたり
鼻に指を近づけていたずらすると鼻の穴をフガフガしたり
反応はいつもと同じでした。
まさこの苗字、私たちの名前、
まさこの父母の名前、どれを聞いても
知らないという返事。
まさこの誕生日を聞いてみると9月29日と。
名前も誕生日も全く思い出せないまさこ･･･
お湯を沸かす、とか
お風呂に入る、とか
まさこから話すことが何度かありました。
聞き取れないことも多かったけれど、
返事が多かった昨日までとは
かなり違う。そんな感じがしました。
私が、この指何本？と聞くとまさこは
4本までは答えることができました。
5本と6本はわからなかったけれど、
目を閉じてしまうことも多かったけれど、
まさこの反応は良くなっているように感じました。
