介護用ベッドに使うシーツを作ってみました。

 

介護用ベッドにはマットレスがあります。

マットレスには厚みがあります。こんなイメージですね。

 

シーツはマットレスの下に入れ込むため、

敷布団用のシーツよりもサイズは大きくなります。

 

 

市販のシーツは、素材や色・サイズも豊富ですから

選ぶ楽しみもありますね。

 

実際、看護師さんに聞いて、お店やネットで探したのは

この2つです。

①ベッドパッド

 

マットレスの上に乗せて使います。

四隅にゴムがついていて、ゴムでマットレスに固定させます。

図にするとこんなイメージです。(ゴムの部分は省略)

ゴムで固定するので、使いやすそうです。

が、マットレスの側面部分がむき出しとなります。

②ボックスシーツ

 

シーツの底部分にゴムが入っているので、

マットレスにすぽっとかぶせて使います。

ボックスシーツの底部分はこんな感じ。

実は、以前ボックスシーツを使っていました。

シーツをマットレスから外すと、ゴムの部分が縮むので

干すのもたたむのも手間がかかり、

私にとっては面倒なイメージがあります。

箱にかぶせる蓋をイメージしました

 

交換が簡単で、ズレる心配もなくて

洗うときもたたむときも手間がかからない。

そんなシーツを考えてみたら、

このようなイメージになりました。

(水色がシーツ、白色がマットレスです。)

 

箱に蓋をかぶせるように、

マットレスにシーツをかぶせるわけです。

シーツの作り方

 

箱の蓋をイメージしたシーツを実際に作ってみました。

工程は3つ。意外に簡単にできました。

 

(1)マットレスのサイズを測る

 

まず、マットレスのサイズを測ります。

実際のサイズはこんな感じでした。

(2)生地のサイズを合わせる

 

次に、生地のサイズを合わせます。

マットレスの縦、横それぞれに厚みの分を加えます。

下図の場合は、

横85cm+厚み16cm×2=117cmとなります。

今回は、持っていたシーツを使ったので、

生地の端を三つ折りにする工程を省略しています。

 

三つ折りの工程が必要な生地は、

その分もプラスしてサイズを合わせてください。

 

(3)生地の四隅を縫う

 

生地の表と表を内側に合わせて、角の部分を三角形にします。

マットレスの厚みと同じ長さ(今回の場合16cm)を

縫い合わせます。

 

縫い合わせた後、生地を表に返すとこんな感じ。

角ができているのはわかるでしょうか?

 

マットレスにかぶせるとこんな感じになります。