はじめに
これは「過去の日記」です。こんなことを書いていました。
2017年11月16日「貸金庫のカードを紛失。再発行から受取りまで4か月以上かかった理由とは・・・」
2017年6月23日金曜日。
まさこは貸金庫のカードを無くしました。
契約していた貸金庫は、
カードと鍵の両方を持っていないと中に入ることができません。
カードを無くしても、鍵が手元にあれば
悪用される心配はありません。
まさこはすぐにカードの再発行手続きを済ませ、
約1週間後、自宅にカード受取依頼のハガキが届きました。
カードは銀行の窓口に出向かないと受取ることができません。
が。
その頃、まさこは高熱を出して寝込んでいました。
そして、7月5日に入院。
銀行の担当者は、何かと気にかけてくれて
何度か家に寄ってくださったようです。
たまたま家にいた兄が、担当者と話をしてみると
カードを受取るためには、まさこ本人が
銀行の窓口に行く必要がある。
まさこの病室に銀行の担当者が来ることはむずかしい、ということでした。
当時、まさこの入院は長くならないと思っていましたが・・・
10月15日(日)に再会したまさこは、すっかり様子が変わっていました。
私はまさこが認知症になったと思いました。
まさこの状態は日に日にひどくなっていきます。
2017年10月23日月曜日。
銀行に連絡しました。
いまも入院継続中であることと、現在の状態を伝えました。
まさこが字を書けるなら、病室での手続きも可能。
そんなお話をいただきました。
そして翌日。
銀行の担当者と支店長が病室に来ました。
2人を前にしても、まさこはぼんやりしたまま・・・
まさこが自分の名前を書けるか、
試してみることにしました。
まず私がまさこの名前を書いて、
同じように書くよう促がしてみます。
まさこはペンを持って、何とか名前を書こうとします。
一部始終を見ていた2人。
手続きについてはあらためて連絡します、ということになりました。
2017年10月30日月曜日。
銀行の担当者から電話がありました。
まさこは転院したことを伝えました。
驚いた担当者。
電話が保留になった後、
カードを受取るには、まさこ本人が住所と名前を書く必要がある、
転院先の病院へ支店長と一緒に行きます、という話がありました。
2017年11月1日水曜日。
朝、銀行の担当者から電話がありました。
転院先を伝えました。
病院は銀行から20km以上離れていますが、
支店長とともに行きますと・・・
まさこは手術をしたこと、意識はあるが字は書けないことを伝え
来週また電話をもらうこととしました。
2017年11月6日月曜日。
朝、銀行の担当者から電話がありました。
状況は変わらないことを伝えました。
2017年11月14日火曜日。
夕方、銀行の担当者から電話がありました。
まさこは前日から眠ったままです。
翌日は手術。
兄も私も何もできず、面会に行かなかった日・・・
詳しい状況は伝えませんでしたが、
まさこに代わって、兄と私でカードを受取ることができる。
ここまできてやっと、そんな話を聞くことができました。
手術の翌日なら大丈夫だろう、と判断し
16日(水)の午後、兄とともに銀行へ行く旨を伝えました。
そして今日。
13時過ぎに兄と銀行へ行き、
貸金庫のカードを受取りました。
やっと手続きが済んで一安心。
約30分後、病院から連絡がありました。
まさこはHCUから元の病室に戻った。
意識はまだはっきりしていない、と。
まさこの意識がはっきりしないなら、今日の面会は取り止めよう。
明日、まさこに会いに行くことにしました。