6月10日月曜日。
まさこが入院していたW病院から文書が届きました。
まさこは5月28日に退院したばかりです。
退院して約2週間。
自宅でのペースに戻りつつある時期に何だろう?と思って見てみると
文書は「輸血後検査のご案内」というものでした。
文書の内容はこんな感じ。
(氏名や病院名以外は原文のままです。)
まさこは、3月6日に血小板の輸血をしています。
輸血をする前には、同意書にサインをしました。
検査はいつ、どんなことをするの?
サインした同意書をあらためて見てみました。
確かに、「輸血後に検査が必要」と書いてあります。
検査の目的や、いつ・どんな検査をするのか、
同意書に記載されていた内容をざっとご紹介すると・・・
検査を受ける理由:輸血による合併症・副作用の有無を確認するため
検査をする時期 :輸血前と輸血3か月後
検査する内容 :B型肝炎ウイルス・C型肝炎ウイルス・エイズウイルスの血液検査
(検査は保険適用がされる)
検査するメリット:検査を実施しておくと、万が一、上記のウイルスに感染した場合、
生物由来製品感染等被害救済制度の救済を受けることができる。
同意書の詳しい内容についてはこちらに記載しています。
検査が必要なことはわかったけれど、
血液検査のためだけに、外来受診する必要はあるのでしょうか?
担当医はまさこの状態を知っているので
外来受診することがどれだけ大変かわかっているはず。
でも、文書はとてもラフな感じに書いてあって、
担当医本人が作成したようにも見えます。
まさこが寝たきりだとわかっているのに、
担当医は「外来受診」の連絡をしてきたのか・・・?
血液検査だけなら、往診でもできるはず・・・
そう思っていたら
夕方、ケアマネージャーさんから電話がかかってきました。
電話は介護サービスの内容確認でした。
さっそく、ケアマネージャーさんに届いた文書について相談しました。
「血液検査のためだけに病院へ?
介護タクシーで行くのは大変だし、
病院に行ったり来たりすると感染のリスクがあるし・・・」
「検査は往診で対応可能だと思うが、診療所に相談してみます。」
予想どおりの反応にホッとしつつ、
ケアマネージャーさんからの回答を待つことにしました。