梅雨明けの「確定値」があると、初めて知りました。

 

ニュース番組などで梅雨明けを発表するときに

「●●地方が梅雨明けしたとみられる」と言うのは

「速報値」だからなのですね。

 

梅雨明けの「速報値」と「確定値」について、

気象庁のホームページにこんな説明がありました。

 

梅雨は、春から夏に移行する過程で、その前後の時期と比べて雨が多くなり、
日照が少なくなる季節現象です。
梅雨の入り明けには、平均的に5日間程度の「移り変わり」の期間があります。
この資料に掲載した期日は、移り変わりの期間の概ね中日を示しています。
気象庁では、気象予測をもとに行う梅雨の入り明けの速報とは別に、梅雨の
季節が過ぎてから、春から夏にかけての実際の天候経過を考慮した検討を行って
います。
この資料に掲載した期日は、検討の結果、統計値として確定したものです。

 

 

私が住む地域の梅雨明けは、

ニュースで発表された「速報値」は7月30日。

「確定値」は7月25日でした。

 

7月25日の朝、私は

病室からの眺めを撮影していました。

 

私は前日の夜からまさこに付き添っていました。

 

まさこは夜中よりは少し状態が落ち着いたので、

朝方、私は少し眠りにつきました。

 

目が覚めて、久しぶりに見る青空に嬉しくなり

「朝からお天気だよ。さすが晴れ女だね。」などと

まさこに話しかけていました。

 

まさこは自他ともに認める「晴れ女」でした。

出かけた先で雨に降られたことはほぼなく、

写真の背景は晴天ばかり。

 

病院から介護タクシーで自宅に戻る際も、

まさこがタクシーに乗るタイミングで晴れ出すので

「やっぱり今回も晴れましたね。さすが!」と

タクシー会社さんに絶賛されていました。

 

久しぶりの青空を見て、私は

まさこは持ち直すのではないか、という気持ちになっていました。

 

実際は、その日の夜に旅立ったわけですが。

 

今日たまたま、梅雨明けの「確定値」を知ることになりましたが

晴れ女だったまさこは、その日が来るのを待って、

その日を選んで旅立ったような気がしてなりません。