四十九日の法要が終わると、

後飾り祭壇は寂しい雰囲気になりました。

 

後飾り祭壇は段ボールで出来ていて、

自分で組み立てて使います。

 

火葬した遺骨や位牌などを置いていましたが、

四十九日法要後、納骨が終わったので

後飾り祭壇を片づけることにしました。

後飾り祭壇の処分方法は?また使うこともあるの?

 

 

後飾り祭壇を片付けた状態がこちら。

思いのほか、遺影の大きさが目立ちます。

 

まさこの遺影は父の遺影と並べて飾ろう。

つい最近までそう考えていました。

 

父の遺影は、仏壇の上に飾っています。

 

父の遺影を少しずらせば、

まさこの遺影を並べて飾ることができます。

 

が、2人の遺影は飾らないことにしました。

 

そもそも、遺影は飾らなければいけないとか

飾る場所とか方角とか、明確な決まりは無いようです。

(仏壇の上に飾るのは好ましくないようですが・・・)

 

今まで気づきませんでしたが、まさこの遺影には

ガラスのカバーがありません。

ほんのわずかですが、写真の端にはゆがみがあります。

 

この状態のまま遺影を並べたら喧嘩になるかも・・・

ふとそんな思いが頭をよぎりました。

 

実は、まさこの遺影写真を決める時に

葬儀会社さんに絶賛されたものの

使えなかった写真がありました。

 

それは表情も背景もとても良い写真で、

「このまま遺影にしたいくらい」と褒められましたが

洋服が秋冬もので、真夏の葬儀には不向き・・・と

残念な結論となりました。

 

そんな経緯があったせいかもしれません。

褒められるほど良い写真があるなら、

飾るのは遺影写真でなくても良いのでは?

と思うようになりました。

 

父も、遺影写真とは違う雰囲気のものや

まさこと2人で写っているものがあります。

兄が2人を連れて出かけた思い出の写真もあります。

 

写真の大きさは小さくなりますが、

それぞれに思い出が詰まっています。

 

時折、写真を変えて思い出にふけるのも

供養になるような気がします。