9月11日水曜日。

今日は、まさこの四十九日の日です。

 

四十九日の法要や納骨はすでに済ませていますが、

今日までの数日間は、自宅を離れず静かに過ごしてきました。

 

まさこは、旅立ってから3週間ほど

私の夢にちょくちょく出てきていました。

旅立った母が私の夢に。夢の中で伝えたメッセージとは?

 

9月になってから、まさこが私の夢に出てくる回数は

ぐっと減りました。

 

まさこに会えなくなって寂しい気持ちはあったけれど、

私の気持ちの整理がついてきたのかな、とか

まさこが次の世に旅立つ準備ができたのかな、

などと自分に言い聞かせていました。

 

そして。

 

昨日と今日、父とまさこが夢に出てきました。

 

まず朝方夢を見て、私はいったん目が覚めます。

そして、二度寝するともう一度夢を見ます。

 

両日とも、父とまさこは別々に夢に出てきました。

2人はすでに会っているだろうに、

わざわざ別々に私の夢に出るなんて

2人は仲良くしていないのでしょうかね・・・

 

昨日は、2人とも生きている、という前提で

夢に出てきました。

 

今日の2人は、目を閉じて寝ていました。

私は2人がすでに旅立っていると認識しつつ

寝顔を見ています。

 

父は一瞬だけ目を見開きました。

「すでに旅立っているのにどうして?」と驚いて見ていると

父はすぐに目を閉じました・・・

 

その後、まさこが夢に出てきました。

まさこは口元がわずかに動いていました。

最後に何か言おうとしているのか、と思っていると

そばに兄が来ました。

まさこは私たちの前で鏡を見たり、顔に軟膏を塗ったりした後、

目を閉じてこう言いました。

「もう寝ようかな」と。

 

ここで私は目が覚めました。

 

四十九日の朝に見た、「もう寝ようかな。」。

 

まさこは、自身のためにも、残された私たちにも

区切りとなるような言葉を言ってくれたのでしょうね。

 

目覚めたときは、それほど気に留めていませんでしたが

あらためて振り返ってみると、涙が止まらなくなりました。