まさこは寝たきりでした。

手足をわずかに動かすことはできましたが、

自分で毛布を払いのけたり、寝返りを打ったりすることは

できませんでした。

 

去年、まさこの冷たくなった手足を

湯たんぽで30分温めたら、低温やけどになってしまいました。

湯たんぽで低温やけどしました。水ぶくれをテープで保護する理由とは?

 

その後、別の方法で寒さ対策をしてみたところ

手足が冷えることは無くなりました。

 

ここでは、実際にどんな寒さ対策をしたのかご紹介します。

 

電気毛布はNG?

 

インターネット検索すると

介護が必要な人に電気毛布はNG

という文言を見かけます。

 

電気毛布は、ほんのり温かいとはいえ

自分で身動きできない人が使うと

低温やけどになる可能性があります。

 

実際、まさこは湯たんぽを30分使っただけで

低温やけどになりました。

 

電気毛布は、低温やけど以外にも

脱水症状や感電、コードにつまづく、などのリスクがあるようです。

 

寒さ対策におススメなのは?

 

寒さ対策として実際に使っていたのは

こたつの保温カバーです。

ホームセンターで1,000円位で売っています。

こたつの保温カバーはサイズが大きいですが、

アルミ保温シーツならサイズはピッタリですね。

 

保温カバーは薄いシートで

表の面はアルミ、裏面は不織布で出来ています。

 

毛布と布団の間にこの保温カバーを入れると

アルミのおかげで自分の体温が逃げず

すぐにポカポカ温かくなります。

 

まさこは元気だった頃、

ご近所のKさん(男性)にこの保温カバーを教えてもらいました。

(Kさんは今もお母さまを在宅介護しています。)

「今年が最後」。言った本人は何かを感じていたのでしょうか。

 

まさこは暑がりだったので、

この保温カバーを使うと「暑くて眠れない」と

たった一度使っただけ。

 

その後、保温カバーは私が使っていましたが

湯たんぽで低温やけどしたのを機に、まさこに使うこととしました。

 

保温カバーは薄くて軽いシートなので

すぐに破けてしまいます。

 

破けたときは、クリスタルテープを貼れば大丈夫。

テープは100円ショップに売っています。

 

アルミの保温カバー(シーツ)は

破れやすい、という難点はありますが

お手頃な値段で買えるし、

電気代がかからないメリットもあるので

寒さ対策にはおススメです!