10月は亡き父の誕生月です。
昨年までは、父が大好きだったおかずを作ったり
思い出のお菓子を買ったりして仏壇に供えていました。
(思い出のお菓子はこちら)
今年は、思い出のくるみ餅を作ることにしました。
いま頃の季節になると、父はたくさんのクルミを
収穫していました。
父の勤務先は山に囲まれた場所にあり、
天然のクルミが収穫できる環境だったようです。
父がクルミの殻を割り、
兄や私が実を取り出し、まさこがくるみ餡を作る。
子どもの頃は、毎年、当たり前のように
家族でくるみ餅を食べていました。
先日、ドラッグストアでこれを見た途端
くるみ餅を食べたい衝動にかられてしまいました。
ネット検索すると、くるみ餡のレシピは
国産くるみ100gとか、殻つきくるみ●個…と
準備するだけでも少々ハードルが高い感じがします。
おつまみコーナーに売っているくるみでも
おいしいくるみ餡ができたので、備忘録としてレシピを記しておきます。
くるみ餡のレシピ
・むきくるみ 2袋(1袋28g入り)
・さとう 大さじ3
・お湯 50cc位
・塩 ひとつまみ
・しょうゆ 小さじ1/2位
くるみ餡の作り方
①くるみをすりつぶす
我が家にはフードプロセッサーが無いので
すり鉢ですりつぶします。
我が家のすり鉢はこちら。
長年愛用しているものです。
歴史を感じますね。
くるみはやわらかいのですりつぶすのもカンタンです。
②さとう、塩を加える
甘さ控えめにしたい場合は、さとうを大さじ1加え
この後、味を見ながら調整してください。
③お湯を少しずつ加える
お湯を少しずつ加えながらすり混ぜます。
とろみ加減や甘さをお好みに調整してください。
④しょうゆを加える
最後にしょうゆを加えて味を調えます。
できあがった状態がこちら。
ネット検索で見つけたレシピは
くるみ100gに対し、さとうは大さじ2~4という感じです。
ここでご紹介したレシピは
くるみ56gに対し、さとう大さじ3なので
かなり甘いかもしれません。
さとう大さじ1で試したところ、
ほんのりした甘さで白和えのような感じがしました。
実際に作ったときは、
お湯を加えながら、さとうも少しずつ加えて調整しました。
兄に味見をしてもらいながらさとうを加えていき、
完成したときは
「コレだ!この味だ!」と2人で大喜びしました。
くるみ餅と一緒に食べたのはこちら。
まさこが残してくれたぬか床で作った古漬けと
ミョウガのおかかのせです。
古漬けはキュウリとナスで、畑で収穫したものです。
甘いくるみ餅としょっぱい古漬け、どちらもおいしくて
無限ループになりそうでした。