はじめに

 

セメントの使い方を説明している動画をご紹介します。

 

短い動画ですが、

大事なポイントがわかりやすく説明されています。

セメントの施工手順動画(家庭化学工業)

 

 

この記事を書いたきっかけ

 

今年は、セメントを使って以下の作業をしました。

 

・ブロック塀の穴を埋める

・コンクリート床の亀裂を埋める

・ブロック塀と道路の隙間を埋める

 

ブロック塀に関する作業は、前回の記事でご紹介しています。

 

セメントを使ってDIY!セメント10kgでどれだけ塗れる?


 

使ったセメントは3種類で

1つは防水セメント、2つはインスタントセメントです。

 

セメントの袋には、使い方や使用上の注意が

わかりやすく書いてあります。

 

が。

 

セメントの袋は10kg・20kgと重いせいか、

私は袋に書いてある説明書きを全く見ていませんでした。

 

セメントの量が減り、袋が軽くなってきた頃に

ようやく説明書きを見たわけですが、

私の知らないことがたくさん書いてあって

無知な自分が恥ずかしくてたまらなくなりました。

 

ここでは、3種類のセメント袋に書いてあった

説明書きを私なりに整理して、使い方と注意点をご紹介します。

 

 

セメントとは?

 

セメントとは、

水と反応して硬化する性質をもった粉体のことです。

セメントは、単体では収縮が激しく、ヒビ割れが多く発生しやすい。

 

そのため、強度が必要な箇所には

砂や砂利(骨材)を混ぜてひび割れを抑え強度を上げたりします。

 

 

使用上の注意

 

ゴム手袋とマスクを使う

セメントはアルカリ性が強いので

素手での作業は手を荒らします。ゴム手袋を使用します。

 

作業中はセメントの粉が舞うので、マスクをします。

 

曇りの日や日差しの弱いときを選ぶ

 

以下の場合は施工を中止します。

 

・雨や雪が降る恐れがある時

 

・気温5℃以下の時

寒い時期の施工は、乾燥するまでに2~3日を要することがあります。

夕方や夜間の冷え込みで凍結の可能性がある場合は施工を中止します。

 

・日差しが強い時、気温が高い時

セメントの接着性を高めるため、施工面に打ち水をしますが

蒸発や下地への急激な吸い込みで水量不足となり、硬化不良を起こします。

 

 

 

セメントの使い方

 

施工前に

ホウキなどで塗りつけ箇所のホコリを取ります。

 

水打ちをすることでセメントの接着性が高まります。

 

施工面が乾燥していると、ひび割れやハガレの原因となるので

塗りつけ箇所には適度な水打ちをし、湿った状態で施工します。

 

 

練り混ぜる

セメント10kgに対して、水は1600~1800㏄が目安。

 

気温が低いときは少なく、高いときは多めに上記の範囲内で加減します。

 

少しずつ水を加え、よく練り混ぜ、硬化する前に使い切ります。

 

塗りつけ(施工)

コテは進行方向側を少し浮かせて使い、

コテで押さえつけるようにセメントを塗りつけます。

 

施工後(養生)

夏季や直射日光、急激な乾燥はひび割れ、硬化不良の原因となります。

 

ビニールシートや新聞等で表面を被って十分に養生します。

 

完全に硬化するまで、施工面をさわらない。

 

標準的な硬化時間は30時間です。

 

 

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