子どもの頃、私は保育園に通っていました。

 

4歳から6歳までの3年間のことは、

今でもいろいろと覚えているものです。

 

中でも、登園初日の出来事は強烈に覚えています。

 

登園初日の思い出は2つあって、

1つ目は母まさこと別れた後のこと。

 

初日ですから、母まさこが私を連れて行ったと思うのですが

ここの記憶は全く無くて

 

保育園の玄関で一人になった場面から記憶が始まります。

 

寂しくなってじわじわと涙がこみ上げてきて、

でも、泣いちゃいけないとグッとこらえます。

 

床を見つめながら、涙がこぼれないように我慢した…

その時の光景と気持ちはなぜか忘れられません。

 

もう1つは、お昼寝のシーン。

 

お昼ご飯を食べた後はお昼寝の時間ですが

私はなかなか眠れませんでした。

 

眠れない私は、タオルケットで顔を隠して

指しゃぶりを始めました。

 

当時の私は4歳になる直前で、

母まさこから指しゃぶりはダメと言われ続けていました。

 

いけないことだとわかっているけど

やめられず、顔を隠して指しゃぶりをする日々。

 

いつものように指をしゃぶり始めたら

先生と目が合いました。

 

先生は部屋の遠くから私を見ていました。

(その時のイメージはこんな感じです)

先生はスタスタと私に向かってきて、

タオルケットをガバッとめくります。

 

そして一言。

ダメ!

 

この一言で、私の指しゃぶりはなおりました。

 

あの時の先生の表情は覚えていませんが

ダメ!と言われるまでのシーンは鮮明に覚えています。

 

後から聞いた話ですが、

母まさこは指しゃぶりのことを保育園に相談していました。

 

そして、私に指しゃぶりはダメだと言うように

先生にお願いしていたようです。

 

先生はさっそく初日に実行してくださったわけですね。

 

何回注意されてもなおらなかったのに、

先生のおかげで一発でなおった指しゃぶり。

 

このことは、毎年春になると思い出し、

先生やまさこには今でも感謝し続けています。

 

指しゃぶりをやめさせる方法は

こちらのサイトで詳しく解説されています。

参考になさってください。

指しゃぶり・指吸いをやめさせる方法(ふかさわ歯科クリニック)

 

 

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