はじめに

これは「過去の日記」です。こんなことを書いていました。

【過去の日記】こんなことを書いていました。

 

2017年10月26日「急展開」

今朝も目が覚めないまさこ。

普段は嫌がる足ツボを押したりして
なんとか朝の薬を飲ませました。

朝の回診で、主治医の呼び掛けに
全く反応しないまさこ。

昨日の昼過ぎからこの状態であることを伝え、
なぜなのか聞いてみました。

主治医は原因はわからない、
服用している薬に眠くなる成分は入っていない、
貼り薬は元気になるので
暴れるような方はもっとひどくなると。

昨日は低体温であったことも伝えたところ、
調整します、とのお返事でした。

朝食はなんとか食べさせ、
その後、大好きなDVDを見せても
また寝てしまうまさこ。

午前中のリハビリではなかなか目を開けず、
目が開いてもすぐに閉じてしまうまさこ。

リハビリの先生が測った血圧は下が高いため、
待合室での昼食は中止しました。

お昼の回診時も眠ったままのまさこ。

主治医から、脳のCT検査をする話が。

脳梗塞や出血があるか確認するためと。

そもそも、
そういった場合は歩き方がおかしくなったり、
言葉が出なかったり、手足がしびれたりする
症状があるので、
それを否定するためです、と。

検査はいつかたずねたところ、
主治医は午後から老健施設に行くので
帰ってきてからになるか・・・という返事でした。

午後一番にリハビリの先生が
まさこの様子を見にきました。

相変わらず眠り続けるまさこを見て、
午後はベッドでリハビリしましょう、ということに。

その後、看護師さんから13時半に検査をしますと。

おそらく主治医が緊急検査を指示したのでしょう。

看護師さんたちがあわただしく準備して検査へ、
まさこはあっという間に戻ってきました。

まさこが眠っている間、
手と足の爪を切りました。

足の爪を切るとき、いつも痛がるまさこ。

今日は、痛いと言わなかったけれど
足をモゾモゾさせる動きはいつもと同じでした。

その後の検温で、看護師さんから
主治医はまだ検査結果を見ていない、
結果を見てから話がありますと説明が。

リハビリが始まり、
肩のマッサージをする先生に
足の爪を触るとまさこがモゾモゾする様子を
見せました。

足の動きは正常です、屈曲した動きは正常な反応ですと。

膝を曲げて内側に倒すときは
痛がる表情をするまさこ。

リハビリの目線から見て、ということで
脳に障害があるとは思えないと
先生からお話していただきました。

脳に障害がある場合は全く反応しないと。

その話に少し安心していたところ、
直後に主治医からちょっと来てくださいと。

何かあったのかも。

不安になりながら面談室へ。

まず、先ほどの検査結果を見せてもらいました。

脳室が拡大しています。
7月6日の検査結果と比べます。と言われ見てみると
確かに、明らかに拡大していました。

脳梗塞や脳腫瘍、くも膜下出血ではない、
アルツハイマーでもない、
正常圧水頭症だと思われる。

熱は関係ないが、
まさこの吐き気はその可能性があったかもと。

VTシャントという髄液を流し出す手術で
治療できる、という説明があり
N病院に紹介状を書きますと。

約30分後、主治医が。

N病院の先生と話をして
明日10時に来てくださいという話になったと。

その後看護師さんと話をし、
明日、看護師さんとともに私も
病院の救急車でN病院に行くことになりました。

兄と、脳梗塞やアルツハイマーではなかったことに
一安心し
今の病院をいったん退院するため
荷物を全て片付けました。

(この記事は、病室で眠っているまさこのそばで
スマホを使って書きました。所要時間は約1時間。)