1月17日木曜日。

緊急退院した翌日、訪問看護師さんが2人

来てくださいました。

 

看護師さんたちは、今まで何度も来てくれた方。

まさこは2人の顔を覚えていたようで、安心した様子でした。

 

まずは、病院で続けていた点滴をスタート。

点滴は1時間ほどかかるので、

その間にまさこの体を拭いてもらい、

病院の寝巻きからパジャマに着替えることになりました。

 

 

あたたかいタオルで体を拭いてもらった後は、

全身に保湿クリームを塗ります。

 

終始、まさこは気持ちよさそうにしていました。

 

そして。

まさこの体調に問題が無いので、体を起こして

ベッドに腰かけることになりました。

 

座っているうちに、まさこは少しずつ足の力が抜け

両足とも床につけることができました。

 

その様子を見て、看護師さんは2人とも大感激。

 

病院のリハビリ担当は誰でしたか?と聞かれ

今回も前回もK先生、とお伝えしました。

 

手にも保湿クリームをつけましょう、と私が提案すると

さっそく看護師さんがまさこの手にクリームを。

 

まさこは、手のひらをこすり合わせたり

手の甲にクリームを伸ばしたりします。

 

「顔が少しカサカサしてますよ。顔にもつけましょう。」と

看護師さんが言うと、まさこは両手を自分の顔に近づけます。

 

「生活動作は大事。」と言いながら

看護師さんはまさこの写真を撮ります。

 

「明日、この写真を持ってきます。

この写真はリハビリの先生にも送りますね。」と。

 

手や顔にクリームをつけることは

なんでもないことのようですが、

寝たきりになったまさこにとっては、そんな一つ一つの

動作がリハビリになっています。

 

生活動作は大事、と看護師さんが言うとおり

ささいなことでも、まさこ自身ができるように

応援していきたいです。