1月19日土曜日。

今日も訪問看護師さんが来てくれました。

体温や血圧を測定し、すぐに点滴をスタート。

 

その後、まさこは体を起こしてもらい

ベッドに腰かけました。

腰かけたまま、白菜漬けを見てもらうことにしました。

 

 

実は先月も同じことをしています。

白菜漬けを見ると、まさこは「ちょうどいい塩梅」と言い

口元からヨダレがあふれそうになっていました。

白菜を下漬けしました。見せてみると、こんな反応が・・・

 

「今は何時ですか?」と看護師さんに聞かれると

まさこは時計を見上げ「2時4分前」と答えます。

 

実際の時間は11時10分。

まさこは、長針と短針を間違えたようです。

 

「まだお昼前だよ」と言うと

まさこは「11時10分」と答えます。

 

まさこが時計を読む姿に、私は大感激!

 

まさこは、日付の感覚は戻ってきているものの

時計の読み方はすっかり忘れていたのです。

ようやく、日付の感覚が戻ってきました。

 

まさこに時計を見せても、何時なのか答えられないことが続き

がっかりすることもしばしば・・・

 

ですが。

 

時計を読むことは、以前は簡単にできていた。

それならば、思い出すまで何度も時計を見せてみよう。

 

そう思い、1日に何度も

「今は●●時だよ」

「もう少しで●時だよ」

「●●時●●分だよ」

「今、●●時を過ぎたところだよ」と言いながら

まさこに時計を見せていました。

 

「あらホント」

「もうそんな時間になったの」

まさこの反応はいつもそんな感じでした。

 

時間の感覚はまだあやふやな感じですが、

時計を読めるようになれば、時間の感覚も戻るかも。

 

時計の読み方はもう少し練習を続けてみます。