7月29日月曜日。
兄と私は、11時に葬儀会社に到着しました。
まさこは25日(木)の夜に旅立ってから、
葬儀会社の安置室で眠っています。
安置室には大きな冷蔵庫があり、
まさこはその中で眠っています。
お通夜は31日(水)。
兄と私は、毎日葬儀会社に行っています。
29日(月)13時30分過ぎ。
訪問看護師さんがまさこに会いにきてくれました。
朝9時過ぎの電話では、
「他のスタッフにも声をかけますね」と言っていた看護師Kさん。
実際に来ていただいたのは、
訪問看護師さん5人、リハビリの先生2人、
ケアマネージャーさんの合計8人。
今年、まさこの介護を支えてくれた全員が
会いにきてくれました。
皆さん訪問看護・訪問リハビリであちこちに出かけて忙しいのに、
全員に来ていただけるとは!
皆さんをまさこが眠っている安置室に案内し
まさこの顔を見てもらいました。
「(私がまさこに)呼びかけていたのを思い出します。」
「自宅に戻ってきてくれると信じていました。」
と言う看護師Kさん。
いつものようにまさこに声をかけたかったけれど、
すぐに泣いてしまいそうだし、
庫内の温度が上がってしまうとの懸念もあって
私は声を飲んでしまいました。
皆さんとお別れする際に、
自宅に置いていた医療材料をお返ししました。
医療材料は、おしっこの管(尿道カテーテル)や
点滴のチューブや保護フィルムなどで
すべて未開封のものです。
私は、ケアマネージャーさんが自宅に来たときに
お返しする想定をしていました。
そのため、看護師さんたちへの感謝の手紙を添えて
準備していました。
思いがけず看護師Kさんに渡すことになりましたが
「後で読んでください」と言って
医療材料とともにお手紙を渡しました。