8月14日水曜日。

今日はまさこの初盆(新盆)供養の日。

そして、今日14日は父の命日でもあります。

 

まさこの初盆(新盆)供養と父の命日を同日にしてくれた

お寺の心配りには心から敬服しています。

 

朝方、私の夢に父とまさこが出てきました。

2人とも今日の日を楽しみにしていたのでしょうね。

 

午後。

予定より早めに住職が到着しました。

 

住職は、手にしていた巾着袋から木魚を取り出し

木魚や鈴(りん)を使いながら

お経をあげてくださいました。

 

そして。

 

住職といろいろお話をしました。

 

私の夢に、まさこがちょくちょく出てくると言うと

「夢に出てくるのはいいことだよ」と住職。

 

住職が見る夢は悪夢だとか。

奥さまに首を絞められたり、刺されたりする夢を

見たそうで、みんなで大爆笑しました。

 

今日は父の命日ですね、と伝えると

「そうだねー。」

「お父さんの初盆(新盆)のときには名誉の負傷をして」

という住職。

 

にわか大工をやったら、足に錆びた釘が刺さって

●●整形の先生に「稼ぎ時なのにねー」と言われたとか

足をひきずりながら供養にまわった、とか

またまた爆笑。

 

今度は真面目な顔で

「しばらくして落ち着いたら何か見つけなさいよ、仕事はね」

という住職。

 

住職は、私が東京の生活を終了して

実家に戻ったことをすでに知っていました。

 

人づてに聞いたのでしょうが、

私が気づかないうちに知れ渡ってしまうのは

田舎にはありがちなのでしょうね。

 

そんなことをぼんやり考えていた私に、

「(仕事は)最悪、坊主になったっていいから」と住職。

 

兄が「雇ってもらったら?」と言うと、

住職は「ちょっとだけ修行してもらって・・・」

「3年はかかるな。3年は頑張って修行して」と。

 

またみんなで大爆笑しました。

 

気づいたら、お経をあげていただいた時間よりも

長いことおしゃべりしていました。

 

私たちの会話は、

きっと父もまさこも聞いていてくれたでしょう。

そして、一緒に笑ってくれたでしょう。

 

まさこの初盆(新盆)は、心に残る供養となりました。