8月25日(日)

まさこが旅立ってから1か月になりました。

午前中は、いとこに連れ出してもらったおかげで

慌ただしくも楽しい時間を過ごすことができました。

 

午後。

一人でのんびり過ごしていたら、

夕方に葬儀会社さんが来ました。

 

「大変遅くなりました・・・」と、

葬儀代の請求書を持ってきてくれました。

 

請求書を持ってきてくれたのは

葬儀全般を担当したAさんではありませんでしたが、

Aさんから聞いていたおおよその金額と

それほど変わらない額でした。

 

まさこの住む地域では、香典返しは「即返し」します。

 

葬儀に参列してくださった方には、当日

お礼状とともにお返しの品物を渡します。

 

後から香典をもってきてくださる方や

自宅にお参りにきてくださる方にも「即返し」するので

お返しの品物はいくつか自宅に置いておきます。

 

まさこの場合は、葬儀が終わった後に

香典返しの品物を2箱分、自宅に届けてもらっていました。

 

まさこが過ごしていた部屋は、

レンタルしていたベッドなどを返却して

空っぽになっていましたが・・・

レンタルしていた介護用品を全て返却。部屋が空っぽに・・・


香典返しが入った箱が大きいせいか、

空っぽだった部屋の雰囲気が変わり

寂しさが少し紛れたような気がしました。

 

自宅に置いていた香典返しは、思ったよりも使わなかったため

葬儀会社さんに返品することにしました。

 

香典返しを2つだけ残し、

大きい箱を引き上げてもらうと

部屋はまた寂しい感じになりました。

 

一番下の茶色の箱には盆提灯が入っています。

水色の箱には位牌が入っていました。

 

2つとも間もなく片づけるので、

部屋はまた空っぽになります。

 

葬儀直後は、空っぽの部屋を見ると

自分の心も空っぽになったような気がしました。

 

まさこが旅立って1か月。

いまは、寂しくなった部屋を見ても

この1か月でお世話になった方々への感謝で

胸がいっぱいになっています。