はじめに

災害の被害を受けた方々には心よりお見舞い申し上げます。
一日も早く復旧できるよう願ってやみません。

我が家は、直接の被害は無かったものの
今後の大雨で二次災害が起きるかもしれず
心が落ち着かない状態です。

この記事では、台風19号で土手が崩れた写真を
掲載しています。
苦手な方はこの先に進まないことをおススメします。

 

我が家の紹介

 

我が家は、山の中腹にあります。

家の南側と西側には土手があります。

土手は2階建て住宅ほどの高さで、

その真ん中あたりに大人が歩ける位の通路があります。

通路より上の部分が、我が家の土手です。

 

10月11日(金)

 

夕方4時過ぎに、土手の様子を確認しました。

土手の通路が、想像以上に柔らかくて

私は怖くなり、確認も早々にして引き上げました。

 

10月12日(土)

 

朝9時過ぎに、避難所開設のエリアメールが届きました。

すぐに避難できるよう、身支度を整えました。

午後2時30分に、避難準備のエリアメールが届きました。

以下がその内容です。

 

避難準備・高齢者等避難開始
●●●●災害対策本部からのお知らせです。
台風19号の接近に伴い避難準備・高齢者等
避難開始情報を発令します。
万が一の場合に備えて早めの避難ができるよ
う準備をお願いします。また、高齢者や体が
不自由な方など、避難に時間がかかる方は準
備をはじめてください。
(●●県●●●●)

 

この時点で、雨は強くなってきていました。

個人的には、台風15号の方が強い雨だったように感じました。

 

夕方6時頃から、隣接する複数の市から

「避難勧告」、「全員避難開始」、「避難指示」などの

エリアメールが次々と届きました。

 

10月13日(日)

 

午前1時を過ぎると、だんだん雨の音が弱くなり

その後、私は眠りにつきました。

そして。

目が覚めてすぐ、外へ出ると

玄関先から見える風景はいつもと変わりませんでした。

普段どおりの朝を迎えることが

これほど嬉しかったことはありませんでした。

 

午後4時過ぎ。

草刈り機のような音と大声の会話が聞こえてきたので

外へ出てみました。

我が家の西側の土手に、作業服を着た男性が

何人もいました。

 

「土手が崩れたので、大木を切っている」と聞き

土手の下に行ってみると・・・

通路より下の部分が崩れていました。

崩れた土手は、町が所有している部分です。

 

このままでは大木が倒れてしまう。

大木が倒れたら、そばの民家が被害を受ける。

という近隣からの連絡を受け、

役所は緊急に業者を手配したようです。

 

その後、1時間ほどで大木は切り倒され

トラック1台分の土砂が運ばれていきました。

 

10月14日(月)

 

午後から、土砂を運び出す作業が始まりました。

トラック1台分の土砂を運び出した後がこちら。

(赤矢印が指しているのは我が家です。)

 

作業は2時間ほどで終了。

4トン車で5台分の土砂が運び出されました。

 

10月18日(金)

 

夕方から大雨になるかも、という予報に

土手がさらに崩れるのでは、と不安になります。

この日は朝から外出し、夜遅くに帰宅。

戻ってきた頃の雨は、それほど強くありませんでした。

 

10月19日(土)

 

朝、重機の音が聞こえました。

慌てて外へ出ると、重機はご近所のMさん宅へ。

Mさん宅は前の土手が崩れ、車が半分埋没・・・

土砂の運び出しは昨日から始まっていました。

 

そして。

我が家の土手下に行ってみました。

土砂を運び出した後と、それほど変化はなし。

 

今日は夕方から、時折雨が降っています。

3日後にはまた雨・・・

 

崩れた土手は町の所有なので

きちんと直してもらえると思いますが。

 

切り倒した大木の3分の2は

我が家の土手に置きっぱなしで不安だし、

土手の修復工事が始まるまでは

雨のたびに二次災害の恐怖がつきまといそうです。