12月14日土曜日。

午前中、私は草むしりをしていました。

我が家の2軒隣には畑があって、そこに

車1台分の駐車スペースがあります。

 

使用頻度が少ない駐車スペースですが、

草ぼうぼうにならぬよう、時々草むしりをしています。

 

この時期の雑草はそれほど勢いもないし

枯れているものもありましたが、

土が凍ってしまう前にキレイにしようと

前日から草むしりをしていました。

 

作業している私の前で車が止まりました。

車から降りてきたのは

ご近所の民生委員さんでした。

 

民生委員さんは1枚の書類を手にしています。

書類は介護者激励金支給申請書でした。

 

この書類は、一年前にも民生委員さんから

受け取って手続きしています。

 

まさこは今年7月に旅立っていますし、

私の介護はすでに終了しているので

この書類のことはすっかり忘れていました。

 

介護者激励金とは?

 

介護者激励金とは、ざっくり言うと

自宅で介護している人(介護者)が受け取ることができる慰労金です。

 

自治体によって支給要件が違いますが、

65歳以上で要介護度3~5の判定を受けた人を

一定期間、在宅介護した場合に支給する

と定めているケースが多いようです。

 

一定期間とは、1か月・6か月など

自治体によってさまざまです。

 

支給金額も、1か月5,000円・1年5,000円など

自治体によって異なります。

 

介護保険サービスを利用していない、と厳しい条件で

年間10万円を支給する自治体もあるようです。

 

家族介護慰労金制度とは?

 

介護者への慰労金は、

家族介護慰労金制度として自治体が支給しています。

 

介護保険制度スタート前は、介護手当とか

寝たきり高齢者介護慰労金といった名称だったようです。

 

まさこの住む自治体は、

6か月以上在宅介護した場合に支給されるため

本人が亡くなった後でも手続きできます。

 

家族介護慰労金制度を廃止している自治体もあるようですが

在宅介護なさっている方には

ぜひとも申請してほしい制度です。