ここ最近、物置小屋の整理をしています。
物置小屋は、家の2軒隣にあります。
物置小屋がある土地は、かつて住んでいた場所。
建物を壊した後、まさこはそこを畑にして
いろいろな野菜を育てていました。
物置小屋は当時から使っていたもので、
いまは雑然とモノが置いてあります。
私は実家に戻ってからの3年間、
物置小屋にはほぼ手がつけられずにいました。
最初の1・2年は母まさこの介護をして、
昨年は土手の整理をして、
今年ようやく、物置小屋の整理をスタートしました。
中はホコリだらけで、
「とりあえず置いた」という感じのモノが
雑然と置かれています。
モノを外へ運び出して、
掃き掃除して、拭き掃除して…を繰り返すこと数日。
ゴールがなんとなく見えてきたある日。
棚の上にノートのようなものが見えました。
なんだろうと手にしてみると、
それは私が小学生の頃に書いた絵日記でした。
1年生と2年生の夏休みに書いた絵日記が2つも!!
思わず歓喜の声をあげてしまいました。
子どもの頃の思い出のモノは
何も残っていないとあきらめていたので、
思いがけない再会に感動しまくりです。
ちょうど作業を終えようとしていた頃なので、
私は自宅に戻ることにしました。
絵日記を胸にかかえ、自宅までの数メートルを歩くうちに
ポロポロと涙がこぼれてきました。
絵日記はまさこが捨てずに保管していてくれたのだ、
そう思うと嬉しくて嬉しくて涙が止まりませんでした。