9月18日火曜日。

今日は、今月2回目の往診日でした。

前回の往診時、まさこは微熱があって

終始ぼんやりとしていた状態でした。

往診日当日に発熱。しばらく自宅で様子見することになりました。


 

まさこは主治医の顔を覚えているかしら・・・

そんなことを考えながら、発声練習や舌の運動をして

主治医の到着を待っていました。

 

 

14時15分。

主治医と看護師Mさんが到着しました。

往診は今日で通算4回目です。

 

まさこは、主治医の姿を見て「こんにちは」と言い

看護師さんの顔を見て微笑んでいます。

2人の姿を見て、安心したのでしょうね。

 

まず、主治医が血圧を測ります。

まさこは左腕を伸ばしました。

 

まさこは、左上肢の機能全廃と診断されています。

腕が伸びる様子を見て、主治医は驚いているようでした。

 

血圧、体温、血中酸素濃度、いずれも異状なし。

主治医は胸に聴診器を当てて肺の音を確認したり

お腹に手を当てて動きを確認したりしました。

 

そして、過去2回の血液検査の結果をいただきました。

2回目の採血は9月8日。

CRPの数値は高いままでした。

 

CRPは、体内に炎症が起きたりした場合に数値が高くなります。

正常値は、血液1デシリットル中のCRPが0.3ミリグラム以下。

まさこの数値は4.29でした。

 

1回目の結果は5.74より若干減っているものの、

もう一度検査します。

ということで、看護師さんが採血してくださいました。

 

往診は15分ほどで終了。

まさこは終始おだやかな表情でした。

 

2人をお見送りした後、

「先生は誰かに似ているよね?」と聞くと

まさこは「お父さんに似ている」と答えます。

 

まさこは、主治医のお父さまに診てもらったことがある

と言います。

 

誰かと勘違いしているのか、本当なのか・・・

今度、看護師さんに確認してみようと思います。