10月16日火曜日。
今日は、主治医の往診日です。
血圧や胸の音、お腹の音をチェックした後
嚥下(エンゲ)の検査の話になりました。
看護師さんの話によると、
検査は23日(火)の午後。
前日はベッドが空いておらず、前もって入院することは不可能、
23日(火)の10時までに病院へ行き、午後に検査。
翌日、検査の結果を聞くというスケジュールでした。
検査のスケジュールを了解したところで、
主治医からお話が、と言われ隣の部屋に移動しました。
まさこは、入院中、胃ろうと並行しながら嚥下(エンゲ)の練習をしていた、
が、誤嚥性肺炎を繰り返したため、胃ろうを断念して今に至る、
検査をしてもうまくいくとは限らない、という話がありました。
入院中の経過からすればごもっともな話です。
検査の結果が思わしくなく、結局は今の生活と変わらない
ということもあるでしょう。
そして。
主治医から「高望み」という発言がありました。
本人は食べたい気持ちがある、とわかっていても
今までの経過から、そう言わざるを得ないのでしょうか。
医師という立場上、リスクやデメリットの話をするのは当然。
とわかっていても、「高望み」という発言には
なんだかモヤモヤします。
検査の結果が思わしくなくても、それで終わりというわけではない、
とのお話もありました。
主治医は、今の生活に戻るだけ、と言いたげでしたが。
検査の結果が思わしくなくても、次に何をするべきかわかるなら
今度はそれを取り組めばいい。少しずつでも前に進もう。
気持ちの整理がつくまで、今日は少し時間がかかりました。