まさこは、嚥下(エンゲ)の検査のため
10月23日(火)に入院しました。
この1週間、毎日病院に通ってみると
残念なことに、いろいろと違和感を感じてしまいました。
まさこは、昨年N病院で手術した後、リハビリ目的で
今回入院したW病院に転院した経緯があります。
W病院で症状が悪化するとN病院に行って処置を受け、
そのときは兄が付き添っていました。
N病院の看護師さんは、まさこの状態を見て
「どうしてこんなことに」とW病院のことを嘆いていたようです。
兄も私も、W病院の主治医の対応に疑問を感じるところがあり
看護師さんの嘆きに同感していました。
が、あくまでもそれは主治医の対応に疑問を感じただけでした。
看護師さんやリハビリの先生たちの熱心な姿には
心を打たれることが多かったのですが・・・
今回入院して、初めに感じた違和感は
入院セットの日用品が支給されなかったこと。
通常は、入院セットの申込書を出すとすぐに
ティッシュや歯ブラシ、コップなどの日用品が届きます。
今回は、入院翌日に催促するまで届きませんでした。
たまたま忘れたのだろう。そう思っていましたが・・・
婦人科の診察を受けたときには、
スムーズに引き継ぎされていない現状を目の当たりにしました。
そして、2つ目の嚥下の検査。
まさこを担当する言語聴覚士は不在だが、1つ目の検査に立ち会った
別の言語聴覚士が立ち会うから大丈夫。
前日にそう聞いていました。
検査は滞りなく進みましたが、
「検査前には口腔ケアを行う」という工程が
省略されていました。
事前に私がまさこの口腔ケアをすると知っていて
省略したのでしょうか。
口腔ケアは5分から10分位はかかりますし
検査前の大事な工程だと思うのですが。
1つ目の検査では、まさこを担当している言語聴覚士が
検査前に口腔ケアをしました。
事前に私が口腔ケアをしていたこともあり、5分ほどで終了。
そして、2つ目の検査で言語聴覚士が変わると
まさこの口の中をチェックする様子もありませんでした。
そして、2つの検査が終わってわかったこと。
事前に聞いていた検査の日時が逆になっていました。
単なる書類上の間違いといえばそうなのですが、
「同意」のサインを求める大事な書類です。
検査は2つとも終了したので、終わりよければすべてよし、と
考えたい気持ちもありますが・・・
今回感じた違和感はいずれも些細なことばかりです。
たった1週間でいくつかの違和感を感じてしまったのは
紛れもない事実。
N病院の看護師さんが嘆いていた気持ち、今回のことで
納得できたような気がしました。
看護師さんやリハビリの先生たちには感謝することが多いのですが
患者サイドも病院の対応は気をつけて見ておく必要がありそうだと
今回の入院を通じてわかりました。