1月24日木曜日。
まさこの着替えやクッションなどを持って
病院へ行きました。
病院は、入院当日にはすでに「面会禁止」でした。
1週間前は「面会制限」でしたから、
厳戒体制になっているのでしょうね。
「面会禁止」なので、病院の許可がない限り
病棟へ行くこともできない状況です。
病棟に行くことができないので
荷物は、病院の総合受付にあずけることになっています。
荷物をあずけるだけですぐに帰るのは嫌だったので、
「前日からの経過を教えてほしい。」と
受付の方にお願いしました。
3分ほどで病棟の看護師さんが降りてきました。
看護師さんに持ってきた荷物をあずけると、
「詳しい話は主治医から説明することになります。」
と言いつつも、私が気にしていたことを
手短に教えてくれました。
まさこの状態は波があるが、看護師さんから見ると
昨日よりは落ち着いたように見える。
上がっていた熱は落ち着いた。
血圧は、午前中は上が80~90、午後には100を超えた。
血圧を上げる薬を使うか、ギリギリの状態で推移していて
今のところ薬は使っていない。
酸素濃度は「8」から「2」に変更。
入院後に使っていた点滴は、今は2つとも使っていない。
主治医は、来週になったら家族への説明を考えている。
心配していた熱、血圧、酸素濃度はいずれも
入院直後よりは落ち着いているようです。
まさこに会えないのは残念ですが、
「面会禁止」の今となっては
病室に呼ばれることは、危機的状態を意味するのかもしれません。
面会できないのは、差し迫った状態ではないからでしょう。
外部の人たちをシャットアウトすることで、
入院患者さんたちは安全な環境で治療に専念できる。
まさこもきっと、回復できる。
そう自分に言い聞かせて、病院を後にしました。