今、まさこは自分の口で食べることができません。
声も小さく、発音もはっきりしないことが多いので
自宅で嚥下(エンゲ)・口腔のリハビリをすることにしました。
9月22日土曜日。
リハビリの先生がまさこ専用に作ってくださった
「自主トレ」のプリントをいただきました。
プリントには5つのリハビリメニューが書いてあります。
メニューにしたがった自主トレを始めてから2週間。
今まで、どんな感じで進めてきたかご紹介します。
自主トレは何分くらいかかる?
メニューどおりに自主トレすると、
15分~20分ほどかかります。
メニューの4番目以外は、介護者が対応します。
4番目の直接嚥下訓練は、
まさこが自分の指に液体をつけ、実際に舐めて
ごっくんする、という流れです。
実際に舐めてみたのは、しょう油、お味噌汁、梅干しの漬け汁、
ブドウや梨、アイスなどなど。
いろいろな味を感じるので、まさこも楽しんで取り組んでいます。
リハビリでネックになることは?
いろいろな味を楽しめるリハビリなので、
どんどん進めていけそうな感じですが・・・
ごっくんする、という動作は本人の意識がはっきりしていないと
怖くてできない動作です。
メニューの1、2、3と進んでいくうちに
まさこは寝てしまうこともあります。
本人が寝てしまったり、ぼんやりしていたりすると
メニュー4番目は全くできなくなります。
リハビリは半分でもいいの?
リハビリのメニューは5つあるので、漏れが無いように
チェックシートをつけています。
5つ全部できた日もあれば、3つ目で終わった日もあります。
全くリハビリできない日が半分ほどありました。
10月4日木曜日。
リハビリの先生に、現状をお伝えしました。
まさこはすぐ寝てしまうことが多く、なかなかリハビリが
進まないと。
リハビリは、5つ全部できなくても
1、2、3だけでも効果はあるとのお話がありました。
まさこが目を開けない日は、嚥下のリハビリをあきらめて
手足の運動に力を入れていました。
嚥下のリハビリは始まったばかり。
焦らずに、少しずつ取り組んでいきたいと思います。