8月29日木曜日。
1か月ぶりに、庭の草むしりをしました。
1か月前、私はまさこの夢を見ました。
夢の中で、まさこは担架に乗せられていました。
まさこの喉にラードのような白いものが溢れ出てきて、
私は慌てて吸引します。
吸引しても吸引しても間に合わず、
まさこは口を開けたまま息が止まってしまう・・・
まさこが旅立って4日目。
朝方にそんな夢を見て、私は眠れなくなりました。
そして。
朝6時過ぎに、庭の草むしりを始めました。
息が止まったまさこの顔が目に焼き付いていたので
何とか忘れようと、夢中で草むしりをしました。
こちらに書いたとおり、私は在宅介護が始まるまで
庭の草むしりをしたことがありませんでした。
草むしりは手間も時間もかかります。
除草剤を使えば、面倒な思いをしなくて済みます。
それでも私が草むしりをするのはなぜか。
それは、無心になれるから。
ストレス解消になるから。
充実感や達成感を味わうことができるから。
在宅介護をしていて、一番モヤモヤした日。
どうしても気持ちの整理がつかない私は、
汗だくになるまで畑で作業しました。
「無心になるため」に草むしりをするとき、
私は怖い顔をしていると思います。
「30分以上はやらない」と
ルールを決めていた頃は、草むしりを楽しんでいましたが・・・
今は、曇った日、涼しい日には
1時間以上、草をむしり続けることもあります。
怖い顔のまま草むしりをしたとしても
キレイになった地面を見ると、本当に清々しい気持ちになります。
汗だくになっても、なんだかスッキリします。
今でも、草むしりした後には写真を撮り
ビフォー・アフターの違いを見て、達成感を感じています。
今日の草むしり前はこんな感じでした。
庭の奥の方に草が目立ってきています。
1時間後はこちら。
草むしりは、無理にやらなくてもいいこと。
だけど、お庭がキレイになるだけでなく
心も体もリフレッシュできるのでおススメです。