年明け以降、辛いニュースが続いています。
能登半島地震で被害にあわれた方々には
心よりお見舞い申し上げます。
私の住む地域では2021年2月・2022年3月と
大きな地震がありました。
災害はいつ起きてもおかしくない。
そんな心構えや備えが必要なのだと痛感しています。
あたりまえの日常に感謝しつつ、
日々の暮らしを大事にしていきたいです。
我が家は地方の田舎町にあります。
住んでいる地区は、もともとは町所有の土地でした。
分譲されたのは50年ほど前で、住み始めた約20世帯は
30代ファミリーが多く、活気がありました。
当時の我が家は、現在は畑になっており
いまはその2軒先に住んでいます。
つまり、畑、お隣さん、我が家という並びになっています。
お隣さんが実際に住んでいたのは数年ほどで、
引っ越しされた後は賃貸に出されていました。
こちらの記事に登場する「親方」が
隣に住み始めたのは十数年前。
母まさこが大家さん(=元お隣さん)を紹介し、
当初は「親方」の仕事仲間も一緒に暮らしていました。
「親方」が住み始めて数年後、
東日本大震災が起きました。
我が家は大きなダメージは無かったものの、
修理が必要な被害はあちこちにありました。
母まさこは家の修理を進めつつ、
土手や庭も整備し始めました。
画像の赤矢印が指している塀は
この頃に作ったものです。
塀は土手と庭の境目に立っていて、
母まさこが隣の「親方」に頼んだものです。
裏庭はこんな感じになっています。
塀の端部分は画像の赤矢印の延長線上にあります。
コンクリート塀の先は、板と杭が施され
お隣と畑(我が家の畑)の境目まで続いています。
私は、赤ラインまでが我が家の敷地で
お隣との境界はこんなイメージで考えていました。
ところが。
こちらでご紹介した「ご近所さん」との話で
正しい境界を知ることになりました。
「ご近所さん」が法務局で取得してきた図面には
我が家も、お隣の敷地も記載されていました。
お隣との境目はこんな感じになっていました。
境目を知らなかった、と驚く私に「ご近所さん」は
ほら、ここに杭があるよ、と教えてくれました。
教えてもらった杭は、画像の赤丸部分。
ちなみに、黒丸部分にも杭があり
以前から認識はしていました。
認識はしていましたが、その杭から
境界が斜めに伸びているとは考えもしませんでした。
正しい境界がわかったことにより、
我が家の敷地と判明した部分は10坪ほどでした、
10坪といっても、その8割は土手で
柿の木が3本、他にも4~5本の木が育っています。
「柿の木はお父さん(=私の父)がいろいろ手入れしてたよ」
という「ご近所さん」。
父は正しい境界を知っていたけれど、
母まさこは境界を勘違いしていたようです。
まさこは境界を勘違いしたまま
「親方」に塀を作ってもらったのでしょうね。
今となっては、まさこも「親方」も
すでに旅立っていて確認はできませんが。。。
塀の内側、つまり我が家の裏庭にあたる部分は
今はこんな感じです。
杭も見えないほど草が伸びていましたが
全部抜き取り、角には土嚢袋を置きました。
画像の右端には桜の木が写っています。
木の周りはキレイに整えたので
今年は土手部分を手入れしようと思っています。