母まさこはカラっと明るい性格でしたから

一緒に過ごす時間は楽しかったものです。

 

一方、まさこは心配性なところもありました。

 

あれこれと心配しては先に先に準備をしていたので

まさこが備えとして用意していたモノはいろいろ残っています。

 

この2つのリュックもそうです。

どちらも、毛布が余裕で入るほど収納力があります。

 

このリュックはご近所の方の記憶にも残っています。

 

ご近所さんは数軒先にお住まいの方で、

私は実家に戻って以降、お話をするようになりました。

 

ご近所さんが教えてくれるまさこのエピソード話は

私が知らなかったことも多く、興味深く聞いています。

 

まさこは、大雨などで避難指示が出そうな時は

「玄関にリュックを置いて」、

いつでも逃げられる準備をしていたとか。

 

そのリュックはコレだと思います。

中には、通帳や定期預金の証書、権利書が入っていました。

 

紙類って、少量に見えても意外と重たくて

リュックを持ち上げてみるとズッシリと重く感じます。

 

「いざという時、こんなに重いのを持って行くのは無理」と

伝えるとまさこはすんなり納得してくれ、

大事なものの保管先として貸金庫を契約しました。

貸金庫を借りるメリット。高齢の家族がいる方には特におススメです。

 

いま、貸金庫は私名義で契約しています。

貸金庫を借りるには審査があるの?保証人が必要なのはなぜ?

 

地震の後に使えなかったことはありましたが、

銀行の営業時間外でも使える貸金庫はおススメです。

全自動の貸金庫とは?安全な貸金庫が開かない理由とは・・・?

2017年11月16日「貸金庫のカードを紛失。再発行から受取りまで4か月以上かかった理由とは・・・」

 

もう一つのリュック。

先ほどのリュックよりもさらに大きく、

毛布とハーフケットが収納できるほど大容量です。

 

このリュックには、「入院セット」が入っていました。

「入院セット」はまさこがネーミングしました)

 

新品の肌着や下着、尿漏れバッドが数枚ずつ入っていて

リュックはまだまだ余裕がありました。

 

以前の「入院セット」は、肌着や下着を風呂敷に包み

脇に抱えられるくらいの割とコンパクトなサイズでした。

 

その後、まさこは尿漏れパッドを使うようになり

「入院セット」を容量の大きなリュックに変更したようです。

 

「入院セット」の中身は

いずれも病院の売店で買えるものばかりですが

売店はそこそこのお値段なので事前に準備していたのでしょうね。

 

2つのリュックは、ここ何年も使わないままでした。

 

リュックはまだまだ使えるので、防災グッズを入れて

防災リュックとして常備しておこうと思います。

チェックリスト付き!本当に必要な防災グッズ15選(ひろしまラボ)

 

 

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